1916年、千葉県習志野市の地で手広く精米業を営んでいた白鳥與惣左衛門は、取引先の製薬会社からの情報をヒントに日本で初めてお茶の葉からカフェインを抽出することに成功した。ここに白鳥製薬の100年が始まりました。
第一次世界大戦の影響でカフェインの輸入が滞っていた時代を背景にカフェインの需要は旺盛で家業の精米業から白鳥製薬所へ看板は掛け替えられることとなりました。
その後も與惣左衛門は製法に改良を加え矢継ぎ早に特許を取得し、事業の基礎を固めていきました。
【写真】白鳥與惣左衛門の肖像画
2016年に創業100周年を迎えた白鳥製薬は、次なる100年に向けて新たな第一歩を踏み出しています。国の重要な施策であるジェネリック医薬品への迅速な対応、抗がん剤原薬に代表される高活性医薬品原薬への取組み強化、そして国内外の大学や研究機関などとの連携による創薬への挑戦と中小企業ならではの小回りの良さを発揮して行きます。
健康食品部門では、製薬会社ならではの高い品質保守体制のもと、白鳥製薬オリジナルの素材を活かした新しい時代にふさわしい商品の開発を進めて行きます。